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2009年05月11日

本:『もう、国には頼らない。』 渡邉美樹

かつて小泉純一郎元首相は、
「民間にできることは、民間で」と言った。
ワタミCEOの渡邉美樹氏はこの本で、さらに一歩進めて、
「民間にできないことなど、何もない」と言う。

世界から評価されている日本人は、
経営者であり、技術者であり、科学者であり、芸術家です。
官僚でも政治家でもありません。
マンガやアニメやゲームといったサブカルチャーのように
世界に通用する日本文化を創り、育て上げたのは、
知的好奇心にあふれた一般庶民です。
そこに「官」の出る幕はありません。

そのとおりだと思う。
官僚や政治家と呼ばれる人間は世の中を変えることなどできない。
特に日本ではそうだろう、と思っている。
選挙のことばかり考えて、
誰を向いて行動しているのだかわからない政治家たちなど信用できない。
自民だろうが民主だろうが、もうどっちでもいいよ、っていう感じだ。
どっちが政権をとろうが何もできやしないのだから。

渡邉氏は「官」の仕事は2つでいいとしている。
自由競争のためのルールを決めて、違反したものを厳しく罰すること。
そして、セーフティーガードをきっちり組むことです。

ほんとにそれでいいと思う。

この本では、
学校、病院、介護、農業について、
渡邉氏が経営するものをケーススタディとして描かれている。
ただ、このあたりは詳細が見えてこない部分もあり、
迫力にはやや欠けるかな、という感じ。
実際には、改革にあたってもっともっと大変なことはあっただろうし。
また、ここにある事例のやり方、つまりは渡邉氏のやり方がすべてだとも思わない。

しかし、民の力、経営力が社会を変えるという主張には賛成である。



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posted by だぶさん at 22:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月23日

本:『「やる気」アップの法則』 太田肇

最近、仕事でもプライベートでも「やる気」が出ない。
どうしたら「やる気」を出せるか、そして維持できるか、
そのヒントになることが書いてないかとこの本を手に取った。

しかし、この本は成果主義について論じていたり、
どちらかというと組織論的な部分が多く、
自分が求めている内容そのものではなかった。

ただ、「承認」欲求というキーワードで働くことを論じている内容は、
それなりに納得いくものであり、読んだ価値はあったかと思う。
著者は長期にわたって楽しく働くためには、
<仕事→承認→楽しさ→仕事>というサイクルが必要だとしている。
自分自身を見つめてみると、確かに、顧客や上司から「承認」されている感覚が、
モチベーションに大きく影響を与えているな、と感じる。

この本で、自分のやる気をあげるために考えさせられた部分としては、
組織の外に出てみたらどうかということ。
組織外のところで勉強したり、地域活動をしたり、スポーツでもいいのだろう、
何か「承認」を得られるような、満足感が得られるようなものを、
探してみるのもいいかもしれないなと思った。



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タグ:承認 やる気
posted by だぶさん at 23:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする