伊坂幸太郎はわりと好きな作家さんで3冊くらい読んだことがある。
だけど、この「死神の精度」については読んでいない。
伊坂作品は物語の構成力がとても魅力的だと思う。
この映画でも、3本のオムニバス形式の話で構成されつつ、
きちんと1本の物語として成立している。
金城武もまた好きな俳優さんである。
昔、「ゴールデンボウル」というドラマで好きになった。
あの頃から、かっこいいんだけどどこかコミカルで、
不思議な空気感がたまらないのだ。
この映画の中では死神を演じているが、その魅力が存分に発揮されていると思う。
こんな死神がいたら、なんだかオシャレだ。
そして、今回の作品でいい演技だったなあ、と思ったのは富司純子。
かっこいいおばあちゃんでした。
「死」ということがテーマだけれど、重い感じはなく、
だけれどもやはり「死」ということを考えさせられる物語。
ラストシーンの景色には爽やかな感動と生きる喜びみたいなものを感じさせてくれた。
ちなみに「ミュージックが素晴らしい」。
いい映画だったと思う。
原作も読んでみようという気になった。
Sweet Rain 死神の精度 スタンダード・エディション [DVD] | |
![]() | 金城武, 小西真奈美, 富司純子, 光石研, 筧昌也 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |
死神の精度 (文春文庫) | |
![]() | 伊坂 幸太郎 おすすめ平均 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Amazonで詳しく見る by G-Tools |

にほんブログ村
↑気に入っていただいたら1日1回ぽちっとお願いします
Sponsored Link