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2009年05月08日

本:『リーダーシップからフォロワーシップ』 中竹竜二

ゴールデンウィーク中、早稲田ラグビー蹴球部の部内マッチを見に行った。
A vs BとB vs Cの試合を観戦してきたのだけど、
Bチームがなかなかがんばっていたなあ、という印象。
下のチームがどんどん上を突き上げていくことがチームの底上げになるよなあ、
なーんて思いながら帰ってきた。

そんなわけでまた新シーズンがスタートするなあと、
なんとなーく中竹監督の著書を再読してみた。

中竹監督は前監督の清宮克幸氏とは対極にある人。
清宮氏はトップダウンの改革で、
低迷していた早稲田を常勝軍団に変えたカリスマリーダー。
中竹監督は「日本一オーラのない監督」である。
あこがれるのは清宮氏のようなリーダーシップだが、
現実的には中竹監督のようなやり方、
すなわち学生の主体性を尊重し、共に戦う姿勢に学ぶことが多い気がする。

僕は会社では完全にフォロワーという立場なので、
理想的なフォロワーシップって何だろう?と思いながら読んでみた。

中竹監督はリーダーにしろ、フォロワーにしろ、スタイルの確立を大切にしているようだ。
スタイルは言いかえれば「一貫性」「こだわり」「らしさ」というようなことで、
良くも悪くも強烈であることが大事であるとする。
つまりは強みを活かすということなのではないかと僕は理解した。
この「スタイルがあること」で、立ち戻る場所ができ、
だからこそ新しいチャレンジができるというのは納得した。

このスタイルの確立には自己分析が欠かせない。
中竹監督は「無謀な夢を持つな」と言い、
自分がどのくらいの器であるかを測れ、と指導しているようだ。
世の中、自分の可能性に限界を決めずにチャレンジしろ、
というほうが是とされそうな風潮の中で、
こんな風に言えるのはなかなかすごいことのような気がする。

今回読んでみて、参考になったのはフォロワーによる組織改革ということ。
リーダーのプライドコントロールのために、
「要望」は「質問」に変換することがエチケットであること、
正論は人を傷つけやすいということは、なるほどな、と思った。

そして、リーダーの立場になって考えるポジション・リスペクト。
リーダーはフォロワーを理解していなければならない、というのはよく聞くが、
その逆というのは確かにあまり聞かない。
とはいえ、相互理解することで、リーダーが力を発揮しやすくなるのは確かだろう。
このあたりのことは実践してみようと思った。

さて、今年の早稲田はどんなスタイルを見せてくれるのか、楽しみだ。



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posted by だぶさん at 22:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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